年末年始で、初めて日光東照宮に行きました。
その荘厳な建物、一つ一つの背景に…徳川政権の大きさ、強さが見られます。
しかし…巨大な政治力だけで片付けてしまうのには、あまりに美し過ぎました…。
当時の『将軍様』というと…一般民では顔も姿も見れるものでは無かったといいます。
見えない存在だからこそ~かも知れませんが。
この建物の美しさの訳は…
人々が~徳川家康の霊廟、またはこの建物自体を、神様や仏様のように大切にしてきたからかも知れません。
『なにごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙あふるる』
これは西行法師が伊勢神宮参拝のときに詠んだ歌です。
人間が…人間の手で…人間を…神仏に近づける。
人々の想いや、行為こそが美しく見えるのでは無いでしょうか…。
神にこだわらず…仏にこだわらず…その区別を超えた所に、日本人の心があるのかも知れない…
なんて、偉そうな事を考えました♪
私たちのお客様は顔も姿も見られますが、やはり神仏以上に大切にする気持ちで工事に取り組ませて下さい★