丸ごと天然素材の住まい
natural materials
大きな木と草花で彩られた公園、青々とした芝生の広がる広場、川のせせらぎが聞こえるキャンプ場、裸足が気持ちいい砂浜。
自然の中で過ごす時間は本当に気持ちいいですし、日々のストレスが解消されるのを実感します。なによりも行く前よりも確実に元気になります。自然を身近に感じる、自然に触れる体験が人気の理由がよく分かります。これはコンクリートに囲まれた場所では実感できません。
住まいも同じです。自然素材をたっぷりと取り入れた住まいは、森林浴をしているようなすがすがしい毎日を送れます。また、健康的に過ごせます。
自然を取り入れた健康的住宅
incorporates nature
自然素材で建てられた住まいは、どこか暖かく、くつろぎと安心を感じます。そして身体だけでなく心まで健康にします。
住まいは、目に見える部分(内装)30%、見えない部分(構造)70%でできています。
ご家族が健康に暮らすには、できる限り化学物質を発生させない空間を作ることが大切です。接着剤を使った建材や石油由来の素材を使わずに、天然素材を主に調湿できる素材を使って建てる必要があるのです。
ですので、私たちは、床や壁、天井、クローゼットなどの見える部分はもちろん、柱や梁、根太、土台、断熱材、防蟻剤などの見えない部分にも自然素材を使っています。
ただ、自然素材だけにこだわるだけでは本物の健康住宅とはいえません。現代病とも言える化学物過敏症と共に電磁波過敏症対策もしなければなりません。
様々な家電やスマホ、パソコンのある生活が当たり前となった今、便利さと引き換えに身の回りに電磁波が溢れるようになりました。電磁波が身体に与える影響も明らかになってきました。
私たちは、ご家族が元気に健康に快適に過ごすことのできる住まいを提供するために化学物質対策だけでなく、電磁波対策にも真剣に向き合い、住む方の安全と安心をご提案いたします。
化学物質対策
Chemical substance measures
オーガニックな家づくり
オーガニックフードやオーガニックコスメ、身体を温める温活を取り入れたりと、健康に対する意識が高まってきています。
私たちは住宅だけでなく、手作り家具とオーガニックカフェと抗酸化陶板浴施設を運営しており、ここ数年で健康への注目度がグンと高まったのを実感しています。
特に「食べることは身体を作ること」という意識が広まり、食べ物や飲み物を吟味する方が増えています。
健康に気を使うことはご自身を大切にすることですので、たくさんの方に手作り家具やカフェ、抗酸化陶板浴をご利用いただき嬉しい限りです。
そして、そこにもう一つ、食事や生活習慣に注目するのと同時にオーガニックな住まいについても考えてみませんか?
人が一生のうちで体内に
取り入れるものの第一位は
“空気”
人が一生のうちで体内に取り入れる物質の第一位は室内の空気です。
飲食物は全体の15%ほどに対し、室内の空気は57%にも上ります。この結果を見ると室内の空気環境がいかに大切か分かります。
室内の空気環境を悪くする原因はさまざまありますが、やはり住まいから出ている化学物質を見過ごすわけにはいきません。室内で発生した化学物質は、化学物質過敏症やシックハウス症候群を引き起こす恐れがあります。
シックハウス症候群の
主な症状
室内をできるだけ
化学物質の少ない空間にする
室内で発生する化学物質を減らすことは、ご家族の健康を守るためにとても大切です。
ですので私たちは、化学物質を発生させる合板や集成材、石油が原料のビニールクロスは使用しておりません。
室内に無垢の木や漆喰、コットン素材を使用するのはもちろんのこと、柱や梁、根太、土台、断熱材、防蟻剤などの見えない部分にも自然素材を使用したオーガニック住宅です。
一般の木造住宅では、建築後に見えなくなってしまう構造材、下地材、断熱材に化学物質を多く含む建材が多く使われます。「自然素材を使っています!」と強調されている場合でも、それが表面的な範囲にとどまるのか、構造部も含めて自然素材が使われているのか、よく確認することが大切です。
室内の空気の成分表示
私たちは化学物質が室内の空気にどれくらい影響を及ぼすかを具体的な数値で表す「成分表示」をすることができます。図の「分析結果報告書」にある通り、身体に負担となる5種の化学物質の測定数値はゼロか微小な値になっており、これを目で見て頂くことで、安全を安心にかえていけるのです。
電磁波対策
頭痛、耳鳴り、めまい、睡眠障害
もしかして電磁波の影響?
テレビや冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどの電化製品だけでなく、近年はIH調理器やスマホ、パソコンの普及により、以前では考えられない量の電磁波に触れ続ける生活が当たり前になりました。
頭痛、耳鳴り、めまい、睡眠障害などの『電磁波過敏症』という症状まで現れています。いわゆる現代病です。とはいえ全ての電子機器を使わないと非常に不便ですし、生活に支障を来たします。
ですので電磁波と上手に付き合う方法を考える必要があります。
身体に負担をかける電磁波は「電場」と「磁場」に分かれます。
「電場」は電圧に比例し、「磁場」は電気の量に比例して増減します。ヨーロッパの国では、其々に安全基準値を設けており、「電場」は25V/m以下。「磁場」は2.5mG以下とされています。
「電場」はアースをとることで数値を抑えることができます。「磁場」は発生源からの距離をとることで対策できます。
家屋の電気設備の推移(出典:日本電磁波協会調査,2012年 )
【従来】昭和53年以前築の15棟の平均数値 【現在】平成20年〜25年築の550棟の平均数値
日本の電力使用量はこの50年で約10倍、住宅の屋内配線量は約6倍に増えました。
昭和53年以前の住宅では一棟当たり150m程だった配線量が、平成20年以降の住宅では1,000m程になっています。
それに伴い、「電場」「磁場」の影響も大きくなってきています。
床下や屋根の内側にある屋内配線からは、常に電磁波(電場)が発生しています。
屋内配線の電場はコンセントを使っていなくとも発生します。
家電がひとつもない状態でもブレーカーをONにしていれば電磁波は発生してしまうのです。
家にいる限り、寝ているときもリビングでくつろいでいるときも電磁波が身体にまとわりついているという状況になりかねないのが、現代の住まいなのです。
オールアース住宅
床下や壁の内部を通る屋内配線からは、電磁波(電場)が常に発生しています。電磁波は電位が高い方から低い方へ流れます。私たちの身体は電位が低いため、配線からの電場は室内にいる私たちの身体に流れてしまい、家に居るだけで伝播し続ける状況をつくり出してしまいます。
そこで住まいを丸ごとアースし、配線からの電場の影響を受けないようにします。
住まいを丸ごとアース
床・壁・天井に張り巡らせている屋内配線からの電磁波は、様々な部材を伝って伝播し、身体の表面を覆います。
電磁波の室内への侵入を防ぐために、アースをする必要があるのです。
家電製品をアースするように住まいを丸ごとアース!
住まいのアース専用の導電性シートを配線と床下、壁の中、天井に敷くことで、シートが配線からの電場をブロックし、たとえ配線の真上に座っても電場の影響を受けない環境を作り出します。
電磁波の影響を最小限に抑えた健やかな住まいづくり。今の暮らしの便利さはそのままに、余分なものだけを取り除きました。これがイバケンのオールアース住宅です。
間取りの考え方
太陽の動きに合わせた健康的な間取り
太陽光には、「可視光線」の他、殺菌力を多く含む「紫外線」、物を温める働きを持つ「赤外線」があります。イバケンではこれらの特性を生かす採光計画を施しています。例えば、食品を扱う台所や食堂は「紫外線」が最も多く差し込む東側に作るのがベストです。また、朝方発生するマイナスイオンを体内に吸収しやすくなります。
東側にキッチン
紫外線は殺菌力を持つので、東側にキッチンを置くと食中毒予防になります。また、身体に朝一番のマイナスイオンを取り込むことで、一日を元気に始められます。
南側にリビング
可視光線は室内を明るくするので、長時間いるリビングを南に配置すると明るい空間で気持ちよく過ごせます。また、電気代の節約にもなります。
リビングを心地いい空間にすることでご家族が自室に籠ることなくリビングに集まるようになります。また、リビングが庭に面していると季節の移り変わりや天気の変化、風の匂いなどを感じられ豊かな感受性が育まれます。
西側に寝室や居室
赤外線は温める性質を持つので、寝室や居室を配置するのがおすすめです。
ただ、夏の西日は湿気を呼び込みストレスを与えますので、取り入れることと遮ることの両方を考えなければなりません。
温故知新
昔からの教えに、「西に台所を置くな」というものがあります。これは、冷蔵庫のない時代、西に台所を置くと食べ物が温められて傷み、食中毒の原因になるからと言われています。
太陽光を取り入れる、風の通りを計算するなど古き良き日本家屋の伝統はそのままに、新しい技術を取り入れる温故知新の考えを私たちは大切にしています。
家族とコミュニケーションの取れる間取り
リビングを居心地の良い空間にしたり遊び心のある空間にすることで、自然とご家族がリビングに集まり、コミュニケーションが取りやすくなります。ご家族のコミュニケーションは心の健康に繋がります。
開放的な広い空間に吹き抜けもいいですし、ハンモックを吊るしたりテラスを設けるのも楽しそうです。
「自室よりもリビングがいい!」と思える空間作りを目指しましょう!
私たちは、ご家族のライフスタイルに沿った間取りはもちろん、ライフステージの変化にも対応できる間取りをご提案させていただいております。
リビング内に。
顔が見えやすいので家族のコミュニケーションを深めます。
夢のある空間に。
広さよりも空間の取り方に注意しましょう。
お子様の自由な発想を育むロフトもおすすめです。
利用しやすい場所に。
スムーズに出入りできることと扉が開いた時に、居間や玄関から内部が見えないよう工夫しましょう。
東側に。
朝日が差し込んで気持ちがいい!
食べ物の腐敗を防ぐ、殺菌力を持った紫外線は多く入ります。
南側に。
庭に面して設けると四季の変化を感じられ豊かな感受性を育みます。
南側に。
家族が個室にこもらないよう遊び心のある空間づくりをおすすめします。
リビング隣りに。
襖を開ければ、リビングと和室が一体となった空間になります。
来客時には独立した空間としても使用できます。
イバケンの家づくり
健康住宅について
いっしょに考えてみませんか?
イバケンでは、健康に関するセミナーや勉強会などを随時開催しています。
本やネットだけでは分からない確かな知識を取り入れ、そして、それをどう家づくりに活かしていくのかを知ることができます。