イバケンにっき


写真は木製ベンチの座板(ざいた)です。
背もたれつきのベンチだから、ふっと一息、疲れた時、後ろにもたれ掛かったとき、
前にズリズリッと行かないように、内丸のみでソコソコッと削っているのです。
平らな板のきれいな表情とはまた違った味のある表情になります。

20090323.jpg

無垢の木製家具は、機能を追及すると見た目までもが奥深いものになります。
「機能美」なんて大げさなことは言いませんが、
木は包容力のある材料だなぁ。と思い知らされます。
作り手に対して、いつも正直に応えてくれる。
こっちが間違ったことをすれば、それなりの表情を見せてくれる。
切磋琢磨とは、人と人とでなくても出来るんだなぁ。(み〇お風)

 

今日もイバケンのブログを覗いてくださり、ありがとうございます。

 

わたなべ