今日の店内・・・
せっかく立てた柱に鋸を入れているので、
恐る恐る何をしているのか尋ねると、
「床のケガキ」だそうです。
何のことやら、どうなることやら、またまた尋ねると、
「”首切り”って言うんだぁ」
ちょっと怖い言葉とともに、鋸を片手に指し示します。
どれどれ・・・と覗き込むと、
・・・フムフム、綺麗!
床材の一枚を鋸の刃の厚みだけ薄く削り、
それを”あて”に鋸を挽きます。
上下2本ずつ、グルッと8本”挽き跡”をつけると、
今度は鑿でとっていきます。
途中、床がシッカリおさまるか確かめながら、
ちょっとキツメがいいアンバイなんだそうです。
普段はあまり気にして目にすることもないですが、
この一手間が、仕上りを美しくしてくれます。
またまた”いやぁ、大工さんってすごい!”
作業途中に手を止めて、
丁寧に教えてくれることにも感謝です。
今日もイバケンブログをご覧頂き、ありがとうございます。