イバケンにっき


 

暫らく前の店内・・・

 

下から見ると手すりの形が曲がって見えたので、

上に登って見てみたら・・・

 before.JPG

 

やはり曲がっていました。

 

いえいえ、曲がっているのではなく、曲げてあるのです。

それも、あっちとこっちを持って、こぉ ギューッと

ではなく、削り出してあるわけです。

 

 after.JPG

出来上がりはこんな感じ。

まさにアール(?)・イバケンです。

 

出来てしまえば、”こんな感じ”ですが、

はてさて、どうやって組み上げたのでしょう?

もちろんプラモデルみたいに、出来合いのものを

ペタペタとくっつけたわけではありません。

 

数本の角材を、

つないだ時にきれいな円弧になるように一本ずつ削り出し、

床の部分とその角材に凸(ホゾ)と凹(ホゾ穴)をつくり、

ようやく組上げる段取りになります。

 

と、まぁ書いてしまえば2行ですが、

これを人の手でやるわけですから、

それはもう、半分以上は”意地”でしょうか。

 

こんなことを何だかんだと言いながら

涼しい顔して遣って退ける、

まさに”職人さん”ってすごい!

 

今日もイバケンブログをご覧頂き、ありがとうございます。