先日・・・

何とも小気味よい音が店内に響きます。

見れば、柱の刻み。

「昔はみんなこうして刻んでたんだよ～」

プレカット主流の今は、めっきり機会が減ったそうです。

慣れない大工さんの場合、

恐る恐る叩くもんですから、か弱い音が”トン、トン”と響きます。

一方この二人、

「そんなに行っちゃっていいんですか！」と思うほど、

まぁそれは思い切りよく玄能を振り下ろします。

“ターン、ターン”とリズミカルに、

あっという間に穴が掘られていきます。

刻まれる柱も気持ち良さそうです。

いつもお話ししている、「出来てしまえば・・・」ですが、

一つ一つの”仕事”に、たくさんの”お話し”が隠れています。

　　（上の写真で右側　樹種：オニグルミ）

　　　　（上の写真で左側　樹種：カツラ）

今日もイバケンブログをご覧頂き、ありがとうございます。