本日はリホームを検討されている方のお宅へ現場確認に伺いました。
設計士と私(営業)で、事前に頂いていた図面と、それをCADで見やすくした図面を持って。
お客様と一通りの世間話と、前回の面談でのご要望事項などを確認した後、
その図面を机の上に出し、設計士がおもむろに鉛筆で線を引きながら、話し始めました。
「対面キッチンなんかだと。。。」「ズーッ。」「こんな形もありますよね。。」「ズーッ。」
「瓦の荷重が重そうなので柱は。。。」「ズーッ。」「1365、せまい、一間。。」「ズーッ。」
ここでいう「ズーッ。」は設計士が線を引く音です。
横から見ていると、よくそんなにチカラ強く引くな線を。。。と感じます。
しばらくすると、既存の家の平面図は何本かのラフな線で容を変えました。
お客様もある程度の理解があったようです。
帰りの車の中、「よくあんなに引けますね、線?」と聞くと、設計士は、「本気だからね。」
「一本の線で良くもなれば悪くもなる。そんなことがたくさんあった。」と聞かされました。
すごいなこれ。そんな仕事を楽しみましょう。
わたなべ