イバケンにっき


kaidan.JPG建築を生業にしている中での東日本大震災。建築としての地震への備えとは、何ができるか。

日本で、耐震工法などにおける法規制ができてから実はまだ100年たっていません。(確か。。。)近代の大きな地震の後に何度かの改正がありました。現在は2000年に改正された基準が基本的な考え方になっています。

昨年の大地震では基準を満たしている建築物でも大小さまざまな被害が出ていたようです。

地域建築屋さんとしては、建築基準法は最低限の基準として、独自にできることを増やしていければと思います。材料、工法、地盤解析。あたりまえだけど、よく見て、よく見て、よく考える。

かといって良い工法や材料を詰め込めばよいもでもなく、施主さんと建物の関係も考慮しつつ、最適な処置はなんなのかを考える。

それを続けていこうと思います。

あまりまとまっていないですが、ひたちなかで24年、つくばで4年、今度25周年の木造注文住宅環境のイバケンでした。