こんにちは、
本日、工房ではT様向けの飾り棚の加工を進めています。物は小さいのですが、細部にまでこだわった作品になります
T様は、とちの木で何点も製作頂いているお得意様です。今回も既製品では満足出来ず、とちの木に来店されました。
製作に向け何度もお打合せを行い進めてきました。
本日は画像のような加工を行いました。このように木材同士の接合部分を凹凸に加工する方法を専門的には、
仕口(しぐち)や継手(つぎて)などと呼んでいます。
木造建築の分野でも家具、建具の分野においても古くから行われており、いろいろな接合方法があります。
特に木造建築分野においては、釘や金物を一切使用しないで木材同士を接合する方法は日本独特の技術で、
欧米では釘や金物を使用するのが一般的なようですね。
完成するまで暫しお楽しみに。