今朝の店内・・・
あっという間に建て方完了。
昭和通沿いのこちらは、ショールームになる予定です。
今からどんな景色になるか、楽しみ楽しみ・・・。
ところで、柱の間にところどころに見える斜めの部品、
『仮筋交(かり・すじかい)』といいます。
何せ木材ですから、真っ直ぐに組んだつもりでも、
何となくゆがんでいます。
このまま、真っ直ぐなつもりで『筋交』をぶつと、
まがった建物になってしまいます。
いくつか呼び方があるようですが、
このあたりの大工さんは『屋起し(や・おこし)』といいます。
あっちを引っ張ったり、こっちを押したりして、
土台・柱・貫と垂直・直角を出しながら
仮に固定をしていきます。
このあと筋交を本施工すればお役御免、取り外されます。
本筋交が入るまでの短い間ですが、
一度真っ直ぐにした骨組みがゆがまない様、
じっと黙って支えてくれます。
生活の中で時々聞こえてくる、
「ちょっとココ持ってて!」
ちょっとのことですが、あると助かります、
建築現場にも、やっぱりありました。
ただし、大工さんが20人~いれば
別の景色になりますが・・・。
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