イバケンにっき


今朝の店内・・・

 屋起し1.JPG

 

あっという間に建て方完了。

昭和通沿いのこちらは、ショールームになる予定です。

今からどんな景色になるか、楽しみ楽しみ・・・。

 

  屋起し2.JPG

  屋起し3.JPG

ところで、柱の間にところどころに見える斜めの部品、

『仮筋交(かり・すじかい)』といいます。

何せ木材ですから、真っ直ぐに組んだつもりでも、

何となくゆがんでいます。

このまま、真っ直ぐなつもりで『筋交』をぶつと、

まがった建物になってしまいます。

 

いくつか呼び方があるようですが、

このあたりの大工さんは『屋起し(や・おこし)』といいます。

あっちを引っ張ったり、こっちを押したりして、

土台・柱・貫と垂直・直角を出しながら

仮に固定をしていきます。

このあと筋交を本施工すればお役御免、取り外されます。

本筋交が入るまでの短い間ですが、

一度真っ直ぐにした骨組みがゆがまない様、

じっと黙って支えてくれます。

 

生活の中で時々聞こえてくる、

    「ちょっとココ持ってて!」

ちょっとのことですが、あると助かります、

  建築現場にも、やっぱりありました。

ただし、大工さんが20人~いれば

        別の景色になりますが・・・。

 

今日もイバケンブログをご覧頂き、ありがとうございます。