今朝は、昨夕降った雨のせいか、
抜けるような青空が目に痛いくらいです。
今日は、昨日まで段取りした新設倉庫の土台の上に、
柱を立ててゆく作業から始まります。
ここで、部材に何やら記号が・・・?!
『番付』といいます。 (上の写真は”い”の”一番”)
建物を上から見たときの地図の様なものです。
この番地に合わせて、柱、梁、束、母屋、棟木と組み上げる作業が
『建て方』、いわゆる上棟です。
今朝の大工さん達、心なしか顔つきが違います。
凛とした、いい緊張感がみなぎります。
これから本格的な組み上げ作業だからでしょうか、
昨日までの『墨付け』、『刻み』といった、
一見すると地味な作業が、日の目を見る瞬間です。
『墨付け』『番付』には暗黙の了解のようなものがあります。
決められた手順に従って、作業は黙々と、迅速かつ正確に進みます。
時折、的確な大きな声が飛び交います。
その他は、かけや(大きな木槌)で部材をたたく音が響きます。
その一打一打に、見ているこちらの心も響きます。
まさに大工さんの”檜舞台”。
「大工さんってカッコいい」
子供ごころならぬ、大人ごころもくすぐられる瞬間です。
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