イバケンにっき


今朝は、昨夕降った雨のせいか、

 抜けるような青空が目に痛いくらいです。

 建て方1.JPG


今日は、昨日まで段取りした新設倉庫の土台の上に、

 柱を立ててゆく作業から始まります。

 

ここで、部材に何やら記号が・・・?!

 建て方3.JPG

 

『番付』といいます。 (上の写真は”い”の”一番”)

建物を上から見たときの地図の様なものです。

この番地に合わせて、柱、梁、束、母屋、棟木と組み上げる作業が

 『建て方』、いわゆる上棟です。

 

今朝の大工さん達、心なしか顔つきが違います。

凛とした、いい緊張感がみなぎります。

これから本格的な組み上げ作業だからでしょうか、

昨日までの『墨付け』、『刻み』といった、

 一見すると地味な作業が、日の目を見る瞬間です。

 

『墨付け』『番付』には暗黙の了解のようなものがあります。

決められた手順に従って、作業は黙々と、迅速かつ正確に進みます。

時折、的確な大きな声が飛び交います。

その他は、かけや(大きな木槌)で部材をたたく音が響きます。

その一打一打に、見ているこちらの心も響きます。

 

まさに大工さんの”檜舞台”。


「大工さんってカッコいい」

   子供ごころならぬ、大人ごころもくすぐられる瞬間です。

 

今日もイバケンブログをご覧頂き、ありがとうございます。