とちの木スタッフのNです。
ここ数日は雨網様だったので、昨日はまるで「五月晴れ」。
とはいえ、本来は梅雨の時季に使う言葉ですね。
以前お客様へのお便りで、季節外れに「小春日和」という言葉を用いて、
ご指摘を頂いたことがありました。
改めて、日本語には四季に応じた繊細な言葉が多いことを思い出します。
ともすれば、忘れられがちな現代ですが…。
日本には、日本にしかない、日本らしい、感性「センス」があります。
レディーガガのファッション・チーフや、ユニクロのプロジェクト・メンバーを務める
デザイナーが、実は、日系人だとご存知の方も多いはず。
そのデザインのルーツは、生まれ育った日本だといいます。
小さい頃は、父親が外国人であることが嫌で仕方がなかったそうですが、
大人になり、生活の大半を海外で暮らす今では、
自分が日本人であることをとても大切にしているそうです。
山、川、海、そして四季に恵まれた日本ならではの「らしさ」。
そこで生まれるセンスは、
失ってはならないもの、育てられるもの、おおいに活用できるもの
なのでしょう。
常に原点を見つめ、「らしさ」を忘れず、育み、活用してゆく、
切磋琢磨の日々です。
ところで、とちの木は、現在店舗改装中。
とちの木「らしさ」を追求して、御来店頂くお客様の「らしさ」の追求に、
少しでもお役にたてるよう、こちらも、原点に立ち返り、切磋琢磨の日々。
立ち止まることもあるけれど、
常に前進する姿にご期待頂ければと思います。