「土潤溽暑」(つちうるおうてむしあつし)
7月28日から8月1日までの時期を指す言葉です。
土潤溽暑の意味は、「土が潤って、蒸し暑くなる時期」で、日本には、四季の他に、より詳しい季節を表わす二十四節気というものがあり、その二十四節気の一節気を更に初候、次候、末候で三分割したものを七十二候といい、土潤溽暑は、七十二候のひとつで、二十四節気の「大暑」の次候にあたります。
こんな季節は「打ち水」をしてはいかがでしょうか。
気温より水温のほうが低くなるため、日差しで暖められた地面に水をまくと、水で冷やされた地表の温度が下がります。
水が気体になるとき、周囲から熱を吸収します。地面の水が蒸発する際に地面から熱を奪うため、周辺の温度も下がります。
打ち水をした場所には水蒸気が発生し、気圧が上がります。これにより、気圧の差が生じます。空気は気圧の高いほうから低いほうへ流れる性質があるため、打ち水をした場所からしない場所へ空気が流れ、そよ風が発生します。
これぞ四季のある日本の夏の風情ですよね。
軽やかな浴衣姿で縁側に佇み、
カル〇スを飲みながら、たらいに足をひたす。
せみ時雨、蜩が鳴く頃、下駄を鳴らして夏が来る。
縁石に腰を下ろして打ち上げ花火を下から見上げる。
今日もイバケンのブログをのぞいて下さり、ありがとうございます。
良い夏をお過ごしください。
(W)
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