リフォームの依頼を受け、お客様のお宅へ伺い、建物を拝見させていただきました。
今回リフォームするお宅は築65年で、屋根は土瓦葺き、外壁は杉板、壁自体は土壁で漆喰や砂壁で仕上げられている、平屋建ての建物です。
屋根の軒は深く、風の通り道がしっかりしていて、「高温多湿」な気候に合わせた家の作りです。
外観も落ち着いた印象ですが、室内へ入らせてもらうと、風が通り抜け、土壁や無垢の床や畳、構造材等の持つ調湿作用でとても涼しく、また非常に懐かしく、ほっと心が落ち着くような空間が広がっていました。
今回のご要望はトイレとダイニングキッチンのリフォームですが、昔からの雰囲気や良さはそのままに、イバケンの断熱材や無垢材、天然素材100%のe珪藻土を使用し、調湿作用や消臭作用、抗酸化作用を負荷した、より快適で健康的なリフォームをご提案いたしました。
工事が進みましたら、改めてブログ等でご紹介させていただきます。